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東北支援 義援金報告

2011年(H23)3月 の東北震災 直後から

中村美容室では東北への支援活動の一環として

中村美容室 受付にて続けさせて頂いております震災義援金を

あしなが育英会の 「あしなが東日本大震災遺児支援募金」へ

皆様のご好意を送らせて頂いております。

昨年末あしなが育英会へ送りしました義援金のお礼状ならびに領収証が

あしなが育英会より届きましたので

この場をお借りして皆様にご報告させて頂きます。

今回 送らせて頂いた皆様からの義援金 は ¥2,5000 でした。

皆様からの募金は東北3地区でのレインボーハウスそして

震災遺児や関係者の方々のために役立っています。

このレインボーハウスには秋篠宮さま、眞子さまも来館されたこともあります。

東北レインボーハウス・センターについて

(「遺児ケアとファシリテーター養成」の発信基地)

<建設の目的> ①東日本大震災により災害や病気、自死(自殺)で保護者を亡くしたり  保護者が重度の後遺障害で働けなくなった津波遺児の心のケアを日常的、

 長期的に行なうため。 ②心のケアを実際に進める大人をファシリテーターと呼び  子どもに寄り添い、心のケアを必要とする子どもの心を大切にするファシリテーターを  大量に増やす。具体的にはファシリテーター養成講座、講演会等を重ねる。 ③幼い遺児にとっては、レインボーハウスに行けば優しいお兄さんやお姉さんがいて

 目標となる人との出会い。 ※ファシリテーターとは=遺児の心の癒しをお手伝いする

 ボランティアのことを「ファシリテーター」と呼び、

 その役割は遺児が心の内にある思いを言葉にすることや  言葉ではなくても身体で表現することを、「やりやすくする」ように手助けすることです。 <建物の機能> ①宿泊機能 宿泊室・体育館などでの  テント宿泊・調理室・浴室等(宿泊のつどい・宿泊のファシリテーター養成講座) ②心のケアをする機能 体育館・さまざまな癒しのための部屋 ③ファシリテーター養成講座・講演会の開催機能 体育館・研修室など ④その他、管理等・事務室・諸設備・駐車場・『あたたかい見守り・一人じゃないよ』を

 象徴するモノやオブジェ、日常を離れた空間・津波資料室(証言の記録他)・送迎バス ⑤保護者のサポートも重要と考えている教室・キッチン・リビングルーム等 あしなが育英会について詳しくご存知になられたい方は あしなが育英会のサイトをご覧下さいませ。                  ↓        http://www.ashinaga.org/

仙台に続き、石巻、陸前高田もレインボーハウス は建設され、 皆様の温かいお心使いは義援金という形で あしなが育英会、レインボーハウスを通し、

家族を亡くした子供達、将来を担う子供達の支えとなっています。

この社会が少しでも良くなるために、

東北の方々のためにできること、そしてこの社会が少しでも良くなるために

できることは誰にでも何かあると思います。

募金をして頂いている皆様、本当に有難うございます。

募金をされる際に、「少ないですけど」 と

恐縮されながら募金をされる場合もあるかと思いますが、

皆様にご理解頂きたいのは金額が初め にくるのではなく、

金額が少なくてもそこに心があればそれは立派な愛なのです。

大事なのは何よりも心です。

金額が多くても心がなければそれは見返りを求めている行為であり

それは本来の姿ではありません。

「少ないですけど」 という日本人的感覚の言葉 はなくし、

心の中で、「少しでも東北のため、震災遺児のためになりますように」 と唱えて

募金して頂ければと思います。

東北のために私達ができることは人それぞれ何かあるはずです。 ボランティア活動に行くことだけが東北のためでありません。 みんなが自ら考えて何か行動を起こす。 小さいことでも良いんです。 大きいことだけが全てではありません。 私が尊敬するマザー・テレサの言葉で大好きな意味ある言葉があります。 Love is doing small things with great love. 愛とは大きな愛情で小さなことをすること。 私なりにこの言葉を解釈すると、 愛とは大きい小さいが大事なのではなく 出来る範囲のことを最大限の愛情をもって行動し継続すること。

つまり動機である心が大切であり 見返りを求めない事が愛なのだと。 人のため、愛と思えば何かと大きいことを考えがちだが、 そこで無理をすれば結局自分に負担がかかり自分が不幸に。

自分が不幸になれば周りも不幸に。

小さいことでも最大限の気持ちを持ち継続すれば いずれそれは大きな力 にもなる。 つまり、マザー・テレサ は継続することの大事さをも教え、

それ自体が愛なのだとを言っているのだと思います。

私達一人一人が人間として生き、 助け合う気持ちを持ちながら 大人である私達が未来を担う子供達へ行動で示すべきではないでしょうか?

いつも沢山の方々にご協力、ご支援頂き本当に有り難うございます。 この場をおかりしてお礼申し上げます。 今後も中村美容室では義援金活動、支援活動を行なってまいりますので 引き続き皆様の温かいご支援、ご協力をお待ち致しております。

( 廃校になったこの中学校の時計は地震が起きた時刻を示したまま止まっていました。)

皆様の愛が未来へと繋がります。 Remember TOHOKU.

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